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ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)

ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。

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第164回 ボストン日本人研究者交流会講演会 2018年5月19日(土) のご案内

ボストン日本人研究者交流会より第164回月例講演会のお知らせです。

5月19日(土)開催の研究者交流会では、

野尻崇氏による「日本発の創薬に挑戦-何を考え行動する必要があるのか?-」と

水野寛子氏による「国際テロリズムと日米警察:グローバル・ジハードの時代に知っておきたいこと」

の2本の講演を行います。

参加登録申し込み

参加登録受付は終了しました。当日席に関しては、こちら をご参照ください。

日時

2018年5月19日(土)16時20分より

(受付は15時50分から開始致します。16時20分までに受付を済ませてお席にお座りください。)

会場

MIT E25-111 (http://whereis.mit.edu/?go=E25

参加費

$20 (講演会+懇親会)、$5 (講演会のみ参加の場合) (当日現金のみ受付。また、懇親会のみの参加は受付けておりませんので、予めご了承ください。)

申し込み期限

2018年5月17日(木)午後9時 (準備の都合により、期限までに参加申し込みをお済ませ頂けますようお願い申し上げます。また、申し込みが一定数に達した時点で受付を閉め切らせていただくことになります。それ以降に入場を希望される方は当日のキャンセル待ちとなります。)

交流会スケジュール

  • 16:20 - 16:30 挨拶・お知らせ
  • 16:30 - 17:15 講演1:野尻 崇 氏「日本発の創薬に挑戦-何を考え行動する必要があるのか?-」
  • 17:15 - 17:30 Q&A
  • 17:30 - 17:45 休憩
  • 17:45 - 18:30 講演2:水野 寛子 氏「国際テロリズムと日米警察:グローバル・ジハードの時代に知っておきたいこと」
  • 18:30 - 18:45 Q&A
  • 19:00 - 懇親会

***まだ登録されていない方は、是非ボストン日本人研究者交流会のメーリングリストへご参加下さい→ (方法・詳細) ***

講演要旨

(講演1)「日本発の創薬に挑戦-何を考え行動する必要があるのか?-」

野尻 崇 氏

Department of Radiation Oncology, Massachusetts General Hospital
 

「癌は全身をぐるぐる循環しているが、何故心臓には癌がほとんど転移しないのか?」 私は心臓から出る心臓ホルモンが、癌の転移を防ぐことを偶然発見し、これを応用すべく研究を続けています。2人に1人は癌になり、3人に1人は癌で亡くなる時代に生きる我々にとって、癌は身近な問題であると同時に、死に直結するイメージがあります。我々は、高血圧や糖尿病と同じように、“癌になっても癌で亡くならない時代が来るといいな”を合言葉に日本発の創薬に挑んでいます。その過程で、創薬のプロセスで必須となる特許申請、製薬企業との提携、大型資金の獲得といった様々な壁にぶち当たり、その都度悩みながら解決策を見つけようと努力して参りました。そのようなプロセスを皆さまと情報共有し、日本から新薬開発を促進する一助となれば幸いです。

(講演2)「国際テロリズムと日米警察:グローバル・ジハードの時代に知っておきたいこと」

水野 寛子 氏

The Fletcher School
 

 ボストンマラソンのゴール地点で爆破テロがあったのは、5年前。当時ボストンやケンブリッジはずっと犯人たちの生活圏であり、テロは決して私たちにとって異世界の話ではありません。とはいえ、テロをただ恐れるのではなく適切に警戒し、防ぎ、対処していくため、その目的や背景の理解が必要です。テロって何?銃乱射事件は全てテロ? 過激派のリクルート活動とは? 講演では、こうしたテロリズムの概念、グローバル・ジハードの背景と現状、政府と私たち個人のテロ対策等について概観し、最終的には自由と安全や将来のテロ対策についても、”Boston Strong” で市民と警察が一丸となりテロと戦ったここボストンで、皆様と一緒に考えていければと思います。

 また、テロ対策の要ともいえる日本と米国の警察についても、経験を踏まえてお話ししたいと思います。世界から参考にされる日本警察のこと、日米のお巡りさんのこと、少しでも身近に感じていただければ幸いです。

Organizing Committee ボストン日本人研究者交流会 (Boston Japanese Researchers Forum) 幹事

國尾 美絵 (幹事長), Canon USA Inc., Healthcare Optics Research Laboratory

河内山 彩夏 (副幹事長), Master of Science Student, Materials Science and Engineering, Brown University

片原 由惠, Researcher / Adviser, Science & Technology Division, Consulate General of Japan in Boston, Japanese Patent Attorney

田主 陽, Ph.D student, Department of Chemistry, Massachusetts Institute of Technology

金岡 つづき, IQVIA

大賀 拓史, Human Metabolome Technologies America, Inc.

椋平 祐輔, Postdoctoral Fellow,  Earth Resource Laboratory, MIT

松居 彩, Research Fellow, Department of Radiation Oncology, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School

荻野 周史(アドバイザー), Chief of MPE Program and Professor, Brigham and Women’s Hospital; Professor, Dana-Farber Cancer Institute, Harvard Medical School, and Harvard T. H. Chan School of Public Health; Associate Member, Broad Institute of MIT and Harvard


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