ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)

ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。

次回交流会のご案内

次回の3月20日(土)開催の研究者交流会では、三浦 弘孝 氏による「組織の集団的知性、そしてAI+人間のポテンシャル」と鈴木 敬和 氏による「フェムト秒レーザーと超高速イメージング ~色(波長)に時間情報をスタンプするSTAMPカメラ~」の二本の講演を行います。


参加申し込み

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参加申込期限:2021年3月18日(木)21時
参加費:無料


日時・スケジュール

2021年3月20日(土)
16:00 - 16:10 挨拶・お知らせ
16:10 - 16:50 講演1:「組織の集団的知性、そしてAI+人間のポテンシャル」三浦 弘孝 氏
16:50 - 17:00 Q&A
17:00 - 17:10 休憩
17:10 - 17:50 講演2:「フェムト秒レーザーと超高速イメージング ~色(波長)に時間情報をスタンプするSTAMPカメラ~」鈴木 敬和 氏
17:50 - 18:00 Q&A
18:00 – 18:05 休憩
18:05 - 懇親会(ZoomのBreakout room機能を利用)


会場

Zoomによるオンライン開催(リンクは参加申込をされた皆様と前日のリマインダメールで共有させていただきます)


講演要旨

三浦 弘孝 氏
MIT Sloan School of Management
MIT Center for Collective Intelligence

「組織の集団的知性、そしてAI+人間のポテンシャル」
通信データを使って企業の業績を予測できるか?人間とAIを組み合わせたらAIあるいは人間単独よりも10倍以上のパフォーマンス(super intelligence)を発揮することは可能か?IQ(知能指数)で個人の知能が測定できるように、近年の研究では集団にも集団の知能を表す集団的知能(collective intelligence)が存在すると報告されています。神経科学では人間の意識を測定する一つの方法として『φ』(ファイ)理論が提案され、さらに時系列データを使ってファイを推計する手法が開発されています。本講演では最近発表された集団的知能とファイの相関に基づいて現在研究が行われている、Eメールの送受信データを活用したプロジェクトを紹介します。また、OpenAI(人工知能研究所)が去年リリースしたGPT-3(Generative Pre-trained Transformer 3)を使ってAI+人間の組み合わせがどのようなパフォーマンスを発揮できるかという研究にも触れてみたいと思います。


鈴木 敬和 氏
株式会社 資生堂 グローバルイノベーションセンター
元 慶應義塾大学・博士課程教育リーディングプログラム「超成熟社会発展のサイエンス」RA4期生(2020/3 修了)

「フェムト秒レーザーと超高速イメージング 〜色(波長)に時間情報をスタンプするSTAMPカメラ〜」
レーザー光には、レーザーポインターの様に単色光を連続的に出力するCW(continuous wave)レーザーと瞬間的に強いパワーを断続的に放出するパルスレーザーがあります。特に、1980-90年代に実現・普及した光パルスの時間幅が フェムト(10^-15)秒のレーザーは、超短パルスレーザーの代表格として広く、産業、医療、理学研究分野で応用されています(フェムト秒レーザー増幅器は、2018年度ノーベル物理学賞を受賞)。フェムト秒レーザーは、単色のCWレーザーと異なり光パルスの中に異なる色(波長)成分を有しており、これらの各波長が干渉し強め合うことで短パルス化(モード同期)が実現されています。本講演では、このフェムト秒レーザー光パルス内の「色」を時間的・空間的に操ることで、超高速なストロボ光として2次元連写イメージングに応用したSTAMP(Sequentially Timed All-optical Mapping Photography)技術とその展開について、私の学生時代の研究内容(SF-STAMPの開発・応用)を中心に紹介したいと思います。


過去の講演

最近の過去の講演題名と講演概要は次のリンクより確認できます。

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