ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)

ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。

次回交流会のご案内

1月18日(土)開催の研究者交流会では、 松本 拓也 氏による「再生医療のこれまでとこれから ~培地開発事業の経験から~」と、 八木 良平 氏による「レアメタル その魅力と資源リスク ~なぜ『レア』なのか?~」の2本の講演を行います。


参加申し込み

参加登録は締め切りました。当日参加については「よくあるご質問」をご覧ください。


参加費

$5(講演会のみ)、$20(講演会+懇親会)
*参加費は現金のみの受付となっておりますのでご注意ください。中学生以下のお子様は無料です。懇親会のみのご参加はご遠慮ください。


日時・スケジュール

2020年1月18日(土)
15:50 - 16:20 受付
16:20 - 16:30 挨拶・お知らせ
16:30 - 17:15 講演1:「再生医療のこれまでとこれから ~培地開発事業の経験から~」 松本 拓也 氏
17:15 - 17:30 Q&A
17:30 - 17:45 休憩
17:45 - 18:30 講演2:「レアメタル その魅力と資源リスク ~なぜ『レア』なのか?~」 八木 良平 氏
18:30 - 18:45 Q&A
19:00 - 懇親会


会場

MIT E51-345
地下鉄レッドライン工事に伴うHarvard-Alewife間のシャトルバス代替運行が当日予定されています。そちら方面からお越しの方はご注意ください。


講演要旨

松本 拓也 氏
Department of Medicine, Nephrology Division at Massachusetts General Hospital
Wyss Institute for Biologically Inspired Engineering
Regenerative medicine & Cell Therapy group, Ajinomoto Co. Inc.

「再生医療のこれまでとこれから ~培地開発事業の経験から~」

再生医療は夢の治療技術です。「盲目の人が初めて美しい景色を見る」「歩けなかった人が親しい人に駆け寄る」―再生医療がもたらすこのような未来の可能性についてメディアでご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか。

再生医療は動作不良に陥った細胞、組織を新しいものに置き換えるものです。そのため、移植する細胞をどのように調達してくるかが産業化への大きな問題でした。2012年にノーベル賞を受賞した山中先生がiPS細胞を開発したことでその問題がクリアされたと考えられたことから世界的な流れとして再生医療への投資が行われてきました。その中で実用化に資する成果が少しずつ現れてきています。私は再生医療周辺事業に従事し、臨床用培地を開発することでその一部に貢献してきました。本発表では培地開発事業及びボストンにおける研究活動を通じて経験したことをご紹介したいと思います。


八木 良平氏
マサチューセッツ工科大学 博士研究員

「レアメタル その魅力と資源リスク ~なぜ『レア』なのか?~」

資源問題や外交問題と関連してよく話題になるレアメタル、実は和製英語であり、英語圏ではMinor Metalと呼ばれます。この、レアポケモン的な名前の印象から、レアメタルを「身近に存在しない、存在 (埋蔵) 量の少ない金属」と認識されている方も多いのではないでしょうか。しかし、スマートフォンやハイブリッド自動車、精密医療機器などのハイテク製品には様々なレアメタルが使用されており、レアメタルは意外なほど私たちの身の回りを囲んでいます。また、レアメタルの中には、皆さんが普段よく見かける銅よりも存在量が多い金属も含まれており、資源の存在量だけでレアメタルと分類される訳ではありません。

本講演では、なぜレアメタルの供給量が制限され『レア』となってしまうのか、そのボトルネックを解説するとともに、最新のレアメタルの製造・リサイクル技術やレアメタル生産に伴う環境破壊問題、さらに、レアメタル資源を全量輸入する日本が今後世界で勝ち抜くための戦略についても解説します。


過去の講演

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