ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)

ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。

次回交流会のご案内

この度、COVID-19の流行の影響で開催を取り止めていた講演会をオンライン形式で再開することになりました。 以前と同様、毎月第三土曜日の夕方に2名の講演者をお招きして講演会を行う予定です。 また試験的ではありますが、講演会後にはオンラインでの簡単な懇親会の開催も予定しております。
交流会再開を待ち望んでくださった皆様にお礼申し上げますと共に、皆様の2020年度交流会へのご参加を幹事一同楽しみにいたしております。 ご不明な点がございましたら、当会のWebフォームより遠慮なくお問い合わせください。
再開後の第一回交流会は、8月15日(土)開催です。用瀬 英順 氏による「高分子がつくる未来」と小森 健太郎 氏による「聴きとろう、宇宙が奏でる旋律を ~Listen to the Universe!~」の2本の講演を行います。


参加申し込み

参加申し込みフォームはこちら»

参加申込期限:2020年8月13日(木)21時
参加費:無料


日時・スケジュール

(以前と開始時間が異なるのでご注意ください)

2020年8月15日(土)
16:00 - 16:10 挨拶・お知らせ
16:10 - 16:55 講演1:「高分子がつくる未来」 用瀬 英順 氏
16:55 - 17:10 Q&A
17:10 - 17:20 休憩
17:20 - 18:05 講演2:「聴きとろう、宇宙が奏でる旋律を~Listen to the Universe!~」小森 健太郎 氏
18:05 - 18:20 Q&A
18:30 - 19:30 懇親会(ZoomのBreakout room機能を利用)


会場

Zoomによるオンライン開催(リンクは参加申込をされた皆様と前日のリマインダメールで共有させていただきます)


講演要旨

用瀬 英順 氏
Education Division, Human Resources Department, Furukawa Electric Co., Ltd.;
Visiting Researcher, Department of Chemical Engineering, MIT

「高分子がつくる未来」
身の回りを見渡すと、PETボトル、ビニール袋や食品容器などプラスチック製品であふれています。 皆さんは他にどんなプラスチック製品を思い浮かべますか? 思った以上に、たくさんあることに気がつくのではないでしょうか。身近すぎて普段はあまり意識が向かないプラスチック、それを構成している高分子に着目したいと思います。
私は企業の開発者、大学の研究者として、両方の視点で高分子を扱ってきました。今日は、それぞれの視点で、高分子について語ります。
前者では、現場における少し泥臭い開発の裏側をお見せし、後者では現場の課題を解決するための高分子ネットワークに関する研究についてお話しします。 最後に、両方の視点から『高分子がつくる未来』について、皆さまと一緒に考えていけたらと思っています。


小森 健太郎 氏
LIGO laboratory, MIT

「聴きとろう、宇宙が奏でる旋律を~Listen to the Universe!~」
地球上の全ての音が消えたとき、それでも耳をすましてみると、何かが聞こえてくるのでしょうか? 宇宙から音がやってくる?空気のない宇宙では音が伝わらず何も聞こえない?答えはYes、前者です。実は聴力を極限まで上げると、ある音が定期的に聞こえてくるようになります。 音の正体は重力波、ときには時空のさざなみとも呼ばれる、空間の歪みが伝搬する波動です。空気ではなく空間そのものが振動を伝えるため、宇宙のはるか彼方からでも地球までやってきます。 しかし重力波による空間の歪みは非常に小さく、その観測は困難を極めます。
アインシュタインによる重力波の予言からほぼ100年後の2015年、人類はついに究極の聴力を手に入れ、重力波の観測に成功しました。最初に耳にしたのは、2つのブラックホールが合体したときの音でした。 合体時に放たれた音が10億年の時を経て地球まで届き、重力波望遠鏡という最強の「耳」で聴きとったのです。 この耳はここ数年でさらに感度を上げ、100年間叶わなかった音の聴きとりは、今や週1の日常茶飯事となっています。
本講演では、みなさまに重力波を実際に聴いていただきながら、その面白さを少しでも伝えられればと思っています。


過去の講演

最近の過去の講演題名と講演概要は次のリンクより確認できます。

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