FrontPage のバックアップの現在との差分(No.82)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
#author("2019-09-28T19:59:26+09:00","default:bjrf_adm","bjrf_adm")
#author("2021-11-29T04:54:10+09:00","default:bjrf_adm","bjrf_adm")
#norelated


* ボストン日本人研究者交流会 (BJRF)  [#qb249ac2]

 ボストン在住日本語話者による、知的交流コミュニティーです。
** [[Top page に戻る>http://www.boston-researchers.jp/index.html]] [#h7726c55]
** ボストン日本人研究者交流会 2019年10月19日(土)のご案内 [#s0850e57]
** [[BJRFウェブページへ>http://www.boston-researchers.jp]] [#h7726c55]

>10月19日(土)開催の研究者交流会では、
>竹内真理子氏による「シロアリ腸内共生系〜現存する細胞共生進化モデル〜」と、
>高木 龍一 氏による「高速鉄道を取り巻く情勢〜米国に新幹線が走るみらい〜」
>の2本の講演を行います。
**第194回ボストン日本人研究者交流会 2021年12月18日(土)月例講演会のお知らせ [#if279842]
12月18日(土)開催の研究者交流会では、 &br;
川上 聡経 氏による「色素細胞と転写の話 〜ボストン留学15年を振り返る〜」と &br;
宮戸 泰三 氏 による「レーザの原理・特徴とその産業応用-自動車業界を中心に-」の2本の講演を行います。

//基調講演は2009年より毎年一回、様々な分野の最前線で活躍されているボストン在住の著名人をお招きし行ってまいりました。過去に行われた基調講演会の概要は下記のリンクからご覧になれます。[[(過去の基調講演一覧)>http://www.boston-researchers.jp/lecture/keynote.html]] &br;
今回の講演会はハイブリッド開催といたします。ご講演者のお二人には直接会場へお越しいただく予定です。 &br;
参加者の皆様には現地参加(先着順50名様まで)とオンライン参加のどちらかをお選びいただけます。 &br;
なお、当会は原則として会場であるMIT側のポリシーに則り、運営を行なっております。以下の項目にご同意いただける方のみ、現地参加をお申し込みいただけます。 &br;

//>2019年6月8日(土)開催の特別講演会では、 先日世界6ヵ所での同時記者会見で発表された史上初のブラックホール撮影のプロジェクトに所属されていた秋山和徳氏、森山小太郎氏をお迎えして、「見えないものが見えた!〜史上初のブラックホール撮影の舞台裏〜」というタイトルでご講演を頂きます。
・ワクチン摂取済みである旨、もしくは宗教上・健康上の理由で摂取が叶わない旨を宣言できること &br;
・ワクチン未摂取の方は、講演会当日の72時間以内に陰性証明を取得していただくこと &br;
・会場内ではマスクを常時着用していただけること &br;
・感染リスクについては、あくまで自己責任でのご参加になること &br;

現地での参加枠は人数制限を設けているため、直前のキャンセル等はご遠慮ください。

** 参加登録申し込み [#o929699f]
**◆事前申込期限 [#j82c91f1]
2021年12月16日(木)21時
(準備の都合上、期限までに参加申込をお済ませください)

[[参加登録フォーム >https://forms.gle/d1pUeo28RwZy3dW26]]
//>懇親会の申し込みは締め切りました。当日、先着順で懇親会のキャンセル待ちを行います。
//>講演会への参加申し込みは受け付けております。
参加申込:Webフォームよりお願いいたします。
https://forms.gle/mejqGNAfQmBeyjDBA

//参加登録は締め切りました。当日参加については[[こちら>http://www.boston-researchers.jp/contact/faq.html#q1]]をご覧ください。

**◆開催日時 [#x2f3ff0d]
2021年12月18日(土)16時より (現地参加は受付開始15:45)

** 日時 [#c6aa4cf9]
**◆会場 [#q7c231ba]
現地参加:MIT E51-145(https://whereis.mit.edu/?go=E51) &br;
オンライン参加:Zoomリンクは前日のリマインダメールで共有させていただきます。

2019年10月19日(土)16時20分より(受付開始15:50)&br;
(16:20より講演会を開始いたしますので、それまでに受付を済ませてお席にお座りください。)
**◆参加費 [#h0a1126c]
無料

**◆講演スケジュール [#h9e57089]
16:00 - 16:10 挨拶・お知らせ &br;
16:10 - 16:50 講演1:川上 聡経 氏「色素細胞と転写の話 〜ボストン留学15年を振り返る〜」 &br;
16:50 - 17:00 Q&A &br;
17:00 - 17:10 休憩 &br;
17:10 - 17:50 講演2:宮戸 泰三 氏 「レーザの原理・特徴とその産業応用-自動車業界を中心に-」 &br;
17:50 - 18:00 Q&A &br; 
18:00 -  懇親会 &br;
 
***まだ登録されていない方は、ぜひボストン日本人研究者交流会のメーリングリストへご参加ください。 &br;
 https://www.boston-researchers.jp/community &br;

** 会場 [#m44c60c6]

MIT E25-111(http://whereis.mit.edu/?go=E25 )&br;
//(いつもと会場が異なりますので、ご注意ください。)
**講演要旨 [#ze593af4]

** 参加費 [#q1896216]
講演1:「色素細胞と転写の話 〜ボストン留学15年を振り返る〜」 &br;
川上 聡経 氏 &br;
Massachusetts General Hospital / Harvard Medical School &br;

当日現金のみ:$5(講演会のみ)、$20(講演会+懇親会)&br;
(懇親会のみの参加はご遠慮ください。)&br;
//(懇親会の参加申し込みは締め切りました。)
子供の頃から英語が好きで「いつか海外に行ってみたい」、皮膚科医として臨床に携わった経験と大学院の研究を通して「悪性黒色腫を予防したい」と夢見ていた私は、2006年9月4日に、誰も知り合いがいないボストンに来ました。
 それから15年の月日が経ちました。本講演では、私がボストンで学んだ、私が研究している、メラニンという色素を作り、私たちの目・皮膚・髪の色を決める「色素細胞」にまつわる話、私が気づいた「コミュニティ」の大切さ、そして、私がこれから取り組みたい「美容×健康」の研究についてお話しします。本講演が、みなさんと一緒に私の留学を振り返り、みなさんに「海外留学」「サイエンス」「コミュニティ」について考えてもらうキッカケとなると嬉しいです。

** 申し込み期限 [#ube76efd]
2019年10月17日(木)午後9時 &br;
(準備の都合上、期限までに参加申込をお済ませください。)

>講演会・懇親会共に申込が一定数に達した時点で受付を閉め切らせていただきます。それ以降に入場を希望された方はキャンセル待ちとなります。
>講演を円滑にすすめるため、当日は受付締め切り15分前までお越しください。また、お申込み後にご都合により参加できなくなった場合は、キャンセル待ちの方に機会を差しあげるためにも、事前になるべく早くメールでその旨をお知らせください。
講演2:「レーザの原理・特徴とその産業応用-自動車業界を中心に-」 &br;
宮戸 泰三 氏 &br;
MIT Sloan Fellow MBA, 株式会社デンソー &br;
 
日本のサラリーマンエンジニアとして10数年生きて参りましたが、自分の技術的バックグランドは何かを考えてみると、「レーザ」だろうとの思いに至りました。レーザというと皆様は何を思い浮かべますか?スター・ウォーズのライトセイバーでしょうか?身近なものではレーザポインターがありますね。過去の日本人研究者交流会でも、要項にレーザというワードが入っている講演が6件あり、社会全体ではマイナーな存在の「レーザ」が、時に皆様の目に触れることがあるわけです。しかし、実際のところどのような特徴を有し、いかなる原理によってそのような振る舞いをするか、そしてその産業界での用途となると、なかなか触れる機会がないかと思います。本講演では、前半でレーザの原理と、その本質的な特徴をボース=アインシュタイン凝縮という現象にも触れながらお伝えし、後半では私が経験したレーザの産業応用について、自動車業界を中心にご紹介いたします。


** 交流会スケジュール [#m60b9983]
//>16:20 - 16:30   挨拶・お知らせ
//>16:30 - 18:00   基調講演
//>18:15 -         懇親会
//>14:00 - 14:05  挨拶・お知らせ
//>14:05 - 15:30  講演会「見えないものが見えた!〜史上初のブラックホール撮影の舞台裏〜」
//> 講演1:「人類史上初のブラックホール撮影:ブラックホールの画像ができるまで」秋山 和徳 氏
//> 講演2:「人類史上初のブラックホール撮影:時空構造の測定と今後の展望」森山 小太郎 氏
//>15:30 - 16:00  Q&A
//>16:00 - 17:00  懇親会(講演会と同じ会場にて開催)

>16:20 - 16:30  挨拶・お知らせ
>16:30 - 17:15   講演1:「シロアリ腸内共生系〜現存する細胞共生進化モデル〜」竹内 真理子 氏
>17:15 - 17:30  Q&A
>17:30 - 17:45  休憩
>17:45 - 18:30   講演2:「高速鉄道を取り巻く情勢〜米国に新幹線が走るみらい〜」高木 龍一 氏
>18:30 - 18:45  Q&A
>19:00 - 懇親会


***まだ登録されていない方は、是非ボストン日本人研究者交流会のメーリングリストへご参加下さい→ [[(方法・詳細)>http://www.boston-researchers.jp/community]] ***

** 講演要旨 [#sd3762ef]
//#block

//>>河合達郎氏 &br;
//>>Professor of Surgery, Harvard Medical School &br;
//>>A. Benedict Cosimi Chair in Transplant Surgery at Massachusetts General Hospital &br;
//>>
//>>「自己と非自己の間(はざま)」
//>>
//>>そもそも生物たるもの、自己と非自己を識別できなければ、この魑魅魍魎に満ちた現実世界を片時も生きていくことはできません。38億年前にこの地球で最初に生物が誕生して以来、生物はその生存をより確かなものとするために自己と非自己を認識するための複雑なシステムを築き上げてきました。しかしながら、そのシステムは案外に脆く、人類のような高等生物でも自己の体に侵入した非自己を排除しきれず感染症に陥ったり、あるいは自己を非自己と誤って認識して自己免疫疾患などを発症したりします。ガンにおいても、いわば自己から派生した非自己を個体が認識できないがためにその無秩序な増殖を許してしまう。しかし、そのシステムが不完全であるからこそ全く非自己である他人の臓器や細胞を移植する余地が生まれてくるのも事実です。現在はさらに他人の臓器を完全に自己のものであると思い込ませること(免疫寛容)も臨床において可能となっています。さらに完全に異なる生物の臓器を移植すること(異種移植)もクリスパーによる遺伝子操作で現実となりつつあります。
//今回は、当会幹事からのご要望もあり、若手研究者のアメリカでのキャリア形成についても参考になるよう、移植研究を通した私の経験を話の中に織り交ぜながら、生物における自己と非自己の意味を問い、そしてその間で発展を遂げてきた移植外科の現状とその近未来をお話ししたいと思います。


>>竹内 真理子 氏 &br;
>>東京工業大学 &br;
>> 
>>「シロアリ腸内共生系〜現存する細胞共生進化モデル〜」
>>
>>シロアリと聞いて、“木材家屋の大害虫”と真っ先にイメージする人が大半ではないかと思います。ところがシロアリは、倒木などの枯死植物を分解し、地球の物質循環に大きく貢献する生態系には欠かせない存在です。更に近年では、その驚異的な木質分解能力に着目し、食糧と競合しない木質由来バイオ燃料開発への応用も期待されています。このシロアリによる木質分解や、栄養分に乏しい木材だけを食べるシロアリの生存を可能としているのは、実はシロアリ腸内に共生する数万個もの原生生物(単細胞真核生物)と1千万個にものぼる原核生物の働きによることが知られています。このシロアリ腸内共生系をのぞいてみると、そこでは原生生物の細胞内や細胞外に原核生物が共生する複雑な多重共生系が構築され、かつて祖先真核生物が原核生物をオルガネラ化した現象の初期段階を考察する材料としても有用であることが明らかになってきました。今回は、「そもそもシロアリとは?」から始め、複雑で巧妙なシロアリ腸内世界について、私自身の研究内容も含めてお話したいと思います。


>>高木 龍一 氏 &br;
>>MIT System Design and Management &br;
>> 
>>「高速鉄道を取り巻く情勢〜米国に新幹線が走るみらい〜」
>>
>> 安全・快適な大量高速輸送機関、新幹線。米国にもあればニューヨークやワシントンDCに簡単に行けるのにと思ったことはありませんか?世界的に鉄道は環境負荷の少ない効率的な輸送機関として再び注目を集めており、各国で高速鉄道の新規計画が構想されています。実は車社会である米国でも構想中の高速鉄道プロジェクトがあり、これまで新幹線技術を磨き上げ、超電導リニアといった新しい高速鉄道技術を開発してきた日本にとってはインフラ輸出の好機でもあります。しかしいかに新幹線の信頼性が高いシステムで実績があろうとも、政治の状況に左右され、多くのステークホルダーが存在する高速鉄道プロジェクトの実現は一筋縄にはいきません。本講演では、アメリカの鉄道に対する考え方や日本の鉄道事業者の海外展開に対する考え方、高速鉄道技術を紹介しつつ、皆さんと一緒に米国で新幹線が走るみらいを実現するための課題について考えたいと思います。&br;

//#block(next)
//#block(end)

** Organizing Committee ボストン日本人研究者交流会 (Boston Japanese Researchers Forum) 幹事 [#g00e2cd5]
#block
>> 田主 陽 (幹事長),  Ph.D candidate, Department of Chemistry, Massachusetts Institute of Technology
>> 松居 彩 (副幹事長),  Research Fellow, Department of Radiation Oncology, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical School
>> 塩田 仁志, Postdoctoral Fellow, Department of Pathology, Brigham and Women’s Hospital/Harvard Medical School
>> 坂本 純二, Manager of Global Research Team and Chief Researcher, Pioneering Research Center, Technology Innovation Division, Panasonic Corporation
>> 下城 拓也, MBA Candidate at MIT Sloan School of Management
>> 浅野 雄太, Sr. Image Scientist, E Ink
>> 荻野 周史(アドバイザー), Chief of MPE Program and Professor, Brigham and Women’s Hospital; Professor, Dana-Farber  Institute, Harvard Medical School, and Harvard T. H. Chan School of Public Health; Associate Member, Broad Institute of MIT and Harvard

#block(next)


#block(end)
---------------------------------------------

#contents

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS